第二十六回 名流祭

10月21日、浅草公会堂で開催された、東京新聞主催、第26回名流祭に出演させて頂きました。

今年で二回目の出演となりますが、各流派のお家元、師範の方々がご出演される素晴らしい会で、とても勉強になります。

 

今回は出番が9番だった為に、朝一から楽屋入り。

私は「織田信長」を上演させて頂きました。

再演になりますが、何度踊っても色々と発見があります。

 

 

今回舞台はシンプルに銀屏風のみしてみました。

衣裳は、お弟子さんから頂いた唐獅子の黒留袖を着物の直しが出来るお弟子さんに男仕立てにしてもらった、

アイディア衣裳。一見、黒紋付に見えるのですが、袖を開くと唐獅子が。

家紋も織田信長の織田木瓜に。インパクトがある衣裳です。

 

 

扇子は、この織田信長の為に誂えたお気に入り。

新月のお月さま(明智)と、三日月のお月さま(信長)が

本能寺の燃えあがる炎と煙で見え隠れしている感じです。

お扇子が大好きなんで、扇子の図柄を自分で考えたり、

衣裳との兼ね合いで、誂え扇子を作って頂いております。

いつも私の扇子を作って下さる方々、職人さんに感謝です。

 

大好きな「織田信長」。

ビデオを見ましたが、いろいろ反省点が。

また煮詰めて再演したいと思います。

 

帰りに、名流祭限定のマシュマロと、

浅草名物、亀十のどら焼きを購入。

亀十さんは、いつもどら焼きを買う列が出来ていますが、

運よく並んでいなくて、お弟子さんと一緒に列に。

すぐに買う事が出来ました。

 

浅草は、美味しい物が沢山あって、

どれも買いたくなっちゃいますねぇ(笑)

 

今回も浅草散策が出来ませんでした。

今度時間がある時にゆっくりと、浅草散策したいですねぇ。

また年末の羽子板市にも行きたいと思っています。